miniVNAをリモートで使用する(2)

miniVNAをリモート(遠隔)で使用するための2つ目の方法はUSBデバイスサーバを用いる方法です。USBデバイスサーバはネットワークに接続され、USBデバイスに対するホストとしての機能を提供します。

店主は以前からIOデータ社製のUSBデバイスサーバを使用して記録メディアを簡単な共有ディスク代わりに使用しています。ここにminiVNAを接続するとLAN経由でも使用することができます。

ご紹介のため、改めて関連機器だけを抜き出して構成しました。

USBデバイスサーバを用い、miniVNAをLAN経由で使用する

PCからルータ(写真右上)を経由してUSBデバイスサーバ(写真右下)までがLAN接続です。その先はUSBでminiVNA PROに接続しています。miniVNAのセットアップ(PCとのコネクション確立)において、ちょっと反応が遅い印象を受けますが、測定そのものはUSBと直接接続の場合と変わらない感じです。

USBデバイスサーバ上での見え方

miniVNAはPCとの通信処理にFTDI社のチップを用いています。従いまして、USBデバイスサーバからminiVNAを見るとチップの名称(FT232R)が表示されます。

LAN経由での接続ということは複数のPCからの共用も可能です。もちろん、その時々において使用可能なユーザは一人だけで、USBデバイスサーバでの接続・切り離し処理は必要となります。

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