先日、ドイツのフリードリヒスハーフェンで開催されたHamradio2017で展示されていました。メーカーのELADのブースは当ショップが代理店を務めるWiMoのブースのサブブースとして設けられており、現行製品と並んでFDM-S3他、新製品も展示されていました。
FDM-S3について社長のFranco Milanに聞いてきました。
・発売は9月末を予定。
・FDM-S2の後継機ではなく、別の位置づけ。S2は並売とのこと。
写真をご覧になるとわかりますが、大きいです。左下に写っているSPF-08がFDM-S2と同じサイズだと思いますが、二回りぐらい大きいです。業務用途も視野にいれているとのことでした。
・インタフェースはUSB3。これによると思いますが、巷間言われている通り、帯域幅は24MHzに拡張されます。
・サンプリング周波数、ビット長はS2と同じ。
・FDM-DUOrと同様、プリセレクタボード内蔵可。背面にはSMAコネクタが3個。2個がHF用、1個がVHF用。写真は撮ってませんが、完成しておらず、背面には無塗装のアルミ板が貼ってありました。
HF帯のアンテナ→プリセレクタボード構成はDUOrと同じ仕組みになるのだろうと思います。
・価格もFDM-S2より高くなるようです。
単体でも使いたいならDUOr、PC接続のみの広帯域ならS3という考えかもしれません。
・アンテナチューナー内蔵可。
ご興味ある方はお問い合わせください。
2021/3/18
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